足あと、傷あと、爪あと。
『あしあと』と云えば小学生の卒業文集のタイトルを思い出します、懐かしいですね!
実家に居た頃は、机の大掃除をする度に文集を見返して当時の事を思い出したものですが、いつの間にか行方不明になって久しいです。
卒業文集アルバムの類いはいつの間にやら無くなってしまいます、不思議なものですね。
跡というのは跡でしかないと云う事でしょうか、いつかは消えてしまうものなのでしょうか。
中年と呼ばれる歳になって改めて自分の足跡を振り返ると人生とは厳しいものですね、小さな頃に想像していてものとはかなり違います。
人生は死ぬまで戦いです。傷跡、爪跡を残しながら。
『跡』と云うのは少し寂しげな言葉ですね。
画像は横須賀芸術劇場の片隅にある旧海軍下士官兵集会所跡の石碑です。
あまり目立たない所にあってひっそりと佇んでいます。