アラスカ州アンカレジで中国高官との会談が始まりましたが、報道に依りますと中国側は冒頭から主張を捲し立てたそう、先のクアッドや2+2で名指しに批判を受けた事に相当苛立っている様です。
あちらこちらで批判をされている中国ですが、クアッドや2+2での声明は想定外だった節がありますね、共産主義のせいなのか独裁政治の為なのかは分かりませんが、根本には何をしても批判されない、許される的な思考があるのでしょうか、我々からすれば自業自得なだけにしか見えないのですが、世間を読む事が出来ない幼い印象をとても感じます。
巷では新型コロナの変異株が猛威を奮いつつありますが、時代的には言われておりましたアフターコロナが幕を開けましたでしょうね、中国との対立先鋭化の兆しが歴史の変わり目を感じさせます、このギザギザした空気感が冷戦と云うものなのでしょうか。
しかし昨今の場当たり的な報復のやり返しを見ますと、戦略不足で読み切れていない感は否めません。
特に急激な膨張は足下を脆くするのでは、旧日本が戦線を広げ過ぎて敗戦した先の大戦と似たものを感じます。
とかくメンツを重んじるお国柄なので自らを顧みる事が出来ないのでしょう、しかし身の回りで起きている事を事実と認め戒めて行けなければ、いずれはじかれるのではと思います。
画像はロイター通信より
