5月21日に米モデルナ社製の新型コロナワクチンが日本国内で特例承認になるとの報道です。
承認が下りるのは月末以降かと思っておりましたので、多少早まったのかなとの印象ですが、だからと言って接種が広まると期待するのは幻想でしょう。
接種の担い手となる医療従事者への処置を、小手先騙しの為に中途半端へしてしまいましたので、分母の数が足りない状況に変化はありません!
対策として政府は自衛隊の医官、看護官を接種に派遣する方針の様ですがどれだけの足しになるのか、疫病の流行時に取る対策としては真逆のアプローチを今後も続ける方針に変更は無い様です。
感染者数を抑る事で終息が図れるステージはとっくに過ぎています。
オリンピックに拘る余り日本政府は政府側には責任が無い事と感染者数のアピールに必死な様ですが、そんな事に腐心するより、法令の改定、医療態勢の強化、接種態勢の構築を直ちに進め対策に当たるべきではないのでしょうか。
現下、コロナを抑え込めていないのは国内の内政問題から生じる事のみです。
どこかの大臣がオリンピック下の東京都医療提供態勢の不足を都知事に疑念しておりましたが、状況が分かっているなら政府の方こそ根本を解決すべく方針を転換すべきでは、と思います。
今更失策隠しに躍起になっても誤魔化せる状況でないです、どれだけ早く終息を図れるかの一点のみに政府は集中されては如何でしょうか。